壁にぶち当たる『幸せ』

こんにちは。
FP女子のよくばり会議、編集長の寺田です。

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どうぞ、肩ひじ張らずにのんびりと楽しんでいってください。
本日の内容は弊社の本部長坂井保之が書いております。

Contents

プラス思考・プラス行動あるのみ!

長い人生において、突然立ちはだかる壁(障害)、何なんでしょう???
良く、壁(障害)にぶち当たったら、どうやって解決すればいいですか?と聞かれる事があります。

Answer:解決策を聞けばいいのです。

解決できないのは、今の自分の中には解決する鍵がないだけなのです。
なければ、手に入れればいいのです。

『教わるということ』に、罪悪感は不要です。
『こんな簡単なことを聞いて、ダメな人間と思われないか』とビクビクするのが、壁(障害)なのです。

つまり、解決策は『自分の外』にあります。
だから『自分の外』に出て行けばいいのです。
ます解決の引き出しを増やす為、アクションを開始しましょう!

また伸びる人は、全てのことを、自分に置き換えて物事を考える事ができます。
一見、関係なさそうなことでも、『これは、自分の状況に活かせる』と考えることが出来るのです。
逆を言いますと、伸びない人は『これは、私の仕事と関係ない』と他人事として聞いてしまいます。
『私は、そうしたいと思わない』と、逆の意見を取り入れようとしないのです。

また相手からどのように自分が映っているのかを考えてみると、私たちは、人を見た瞬間に相手を判断します。
その人の話を聞く前に判断してしまうのです。
営業も、話をする前にお客様から判断されています。

人間関係の壁

心理学者のメラビアンが提唱した法則では、人が相手を受け入れるまでには、4つの壁(障害)が存在するとしています。
これは人間関係の壁(障害)とも言われています。

  1. 外見(55%)
  2. 態度
  3. 話し方(38%)
  4. 話の内容(7%)

第1の壁 < 外見 >

第1の壁は、外見(髪型・服装・表情など)です。
人は見た目で判断します。
お客様の年齢層、客層、属する集団、仕事などによって異なりますが、これらを踏まえてふさわしい服装を心がける必要があります。
営業職の人の外見は、個性を発揮する手段ではありません。

第2の壁 < 態度 >

第2の壁は、態度(立ち方・座り方・名刺の渡し方など)です。
外見と態度は、広告の看板と同じ視覚物であり、常にお客様の目にさらされています。
営業職に人がだらしのない態度では、仕事の内容もだらしのないように感じられてしまいます。
くだけた態度や横柄な態度、ポケットに手を入れて立つなどは論外です。
また、名刺の渡し方や座る位置など、ビジネスの世界にはルールがあります。 

第3の壁 < 話し方 >

第3の壁は話し方(敬語・声の大きさ・抑揚・アクセント)です。
親しいお客様でも正しい敬語を使うべきです。親近感を出すには、敬語を基本としながら、トーンや語尾で変化を付けていくことです。
また、声が小さく抑揚のない話し方では、お客様は営業職の話に自信を感じることができません。  

第4の壁 < 話の内容 >

第4の壁は話の内容です。これには話の構成や起承転結なども含まれます。
お客様は興味のある話にしか耳を傾けません。
自分が好きなように話すのではなく、お客様からどのように受け入れられるかを考えて話す必要があります。
どんなにすばらしい商品やサービスでも、お客様に話が理解されなければ購入してもらうことはできません。 

お客様に自分の話を聞いてもらうためには、上記に挙げた4つの壁をすべて通過しなければなりません。
また、4つの壁はひとつずつ順番に通過していかなければならず、一足飛びにいくことはできません。

壁が面白みを演出する

ここで、視点を変えてみましょう。
そもそも、壁(障害)がある方が良くないですか?

皆さんもご存知のテトリスゲームで例えてみましょう。
遊び方については割愛させていただきますが、ご存知の通り様々な形のブロックが落下してまいります。
ステージをクリアして、レベルが上がっていくと、徐々にブロックの落下するスピードが上がり、上手く積み上げる事が難しくなります。
すなわち、考える時間を短くする事で、積上げる行為を難しくしている壁(障害)と言うことが出来ます。
そして何度も挑戦し、その壁、クリアできなかったステージをクリアしていくことが面白くなっていきます。
逆に、ブロックがゆっくり落下してきて、更には積上げやすい正方形だけのブロックが落ちて来るだけでは、全く面白みがなく、こんなゲームは誰も欲しがらないでしょう。

つまり、壁(障害)があるからこそ、終わった時の充実感や達成感といった『私たちがほしい感情』を作っているという事が分かります。

勿論、ゲームをしている時は、壁(障害)に腹を立てます。
こんなところでスピードを上げなければいいのにとか、こんなところで積みにくいブロックが落下しなければいいのにとか、壁(障害)がない状態を望みます。
しかし、全面クリアした後の自分から客観的に見て見ると、そこに至るまで、様々な壁(障害)があることが大事だったと分かるのです。

人生というステージ

これは人生においても同じではないでしょうか。

ゲームで壁(障害)がなかったら、全面クリアした時の充実感や感動がないように、人生に壁(障害)が1つも無かったとしたら、人生を終える時に充実感感動を感じられないということです。

幸せな人生とは、壁(障害)や問題が無い人生ではなく、壁(障害)や問題を乗り越えた人生と言えるのではないでしょうか。

悲しみや苦しみがなくても、幸せに感じることがなければ幸せな人生とは言えません。
逆に苦しみや悲しみがあっても幸せを感じられれば、幸せな人生だったといえるのではないでしょうか。
つまり『幸せな人生』とは、苦しみや悲しみが無い人生ではなく、『幸せがある人生』といえます。

是非、壁(障害)が出てきた時は、チャンスと思ってください!
今を変えれば過去と未来も変えられる!