『自分らしく楽しんでいるFPに会いに行く』Vol.1 / GiftYourLife株式会社 石橋真由美さん ~ 前編 ~

こんにちは。
FP女子のよくばり会議、編集長の寺田です。
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そんな『FP女子のよくばり作戦会議』の新コーナーが始まります! パチパチパチっ

その名も、『自分らしく楽しんでいるFPに会いに行く』!!
記念すべき第一回のFPさんは、GiftYourLife株式会社でご活躍している石橋真由美さんです。

セミナーなどでも大活躍されている石橋さん。包み隠さず、あれも、これも暴露してくれました(笑)
そんなところも石橋さんの魅力なんだという事が、この記事を読んでいただければすぐにお分かりいただけると思います。

Contents

夕暮れのウキウキウォッチング

よくばり作戦会議編集部寺田(以下、寺田):石橋さん、今日はよろしくお願いします。
早速ですが、出身地や学生時代に取り組んでいたこと、社会人になってからされていたこと、趣味など、石橋さんについて教えてください。

ギフトユアライフ石橋さん(以下、GYL石橋さん):わかりました。
あまり話せることというか、つまらないので大したことないんですよ。
青森県の八戸市出身です。
笑っていいともって今やってませんよね?あれは、お昼の番組でしたよね?あれが、16時に放映されるんですよ。
なので、「お昼休みはウキウキウォッチング♪」のあの意味がわからないんですよ。(笑)

そういうところで生まれ育っているので、のほほんと育っているのですが、女性は可愛い方が得だ、勉強じゃなくて見た目が重要だ、となぜか小さなころから思っていました。
お化粧をしたり、大人っぽいふりをするような、ちょっとあまり今だと振り返りたくないような学生時代でした。
年齢をいつもはっきり言うのですが、私今年55歳で(若い!!)四捨五入したら60代。
まさに、バブル世代なんですよ。
ですので、青森出資員だったんですけど、その後上京しまして、扇子もってジュリアナとか行ってる様な学生でした。
だから、そんなにお話できるようなことなんて、無いんですよ。

※写真はイメージです。

ジュリ扇と専業主婦と私

寺田:ジュリアナ行きたくて上京したのですか?

GYL石橋さん:それも半分ぐらいありますね。
進学もありましたけど、好きな男性がいたので、追いかけてきたという方が正しい。
そういう人でした(笑)。
良い人見つけて、結婚して、のんびり専業主婦をやりたい、仕事なんてしたくない、勉強もしたくない、そういう学生時代を過ごしていました。
今思い返すとお恥ずかしい、もっとちゃんとお勉強しておけばよかったねって言ってあげたい学生時代でしたね。

寺田:東京では進学先はどんなところで、どのような勉強をされていましたか?

GYL石橋さん:結婚に必要なのは、秘書とか簿記だと考えて専門学校に進学しました。
結婚したのが早かったんですね。19歳からお付き合いした方と24歳で結婚しました。

就職先というのも、前々夫(2回結婚されています。)の知り合いの会社の広告代理店に勤めたので、就職をきっちりしたという経験もないんです。

寺田:狙った獲物は外さないというか、目標に向かっていく、達成するという能力がめちゃくちゃ高いですね(笑)。

GYL石橋さん:だと思います。(笑)
すごく高いと思います。
この人!!と決めたら、ターゲット絞って順調に結婚したというのが20代です。
仕事の人生じゃないです。勉強の人生でもないです。

寺田:結婚されて、広告代理店もお辞めになられて、専業主婦をされていたんですか?

GYL石橋さん:派遣会社で仕事はしていました。
パート。暇なので、というぐらいの話です。
その前の広告代理店も、正社員という感じではなくて、その時代って「好きな時に来ていいよ」みたいな、売り上げは黙っていても上がるような会社でしたので、名前を置かせて頂いているような形でした。
なぜかと言うと、結婚式のときに無職っていうのが恥ずかしいよね、というだけの理由だったんです。

寺田:プロフィール用!?

GYL石橋さん:そうです。プロフィール用です。仲人さんに言われまして。
今日、初めてこのこと言いました。(笑)
そのぐらい、本当に仕事のことは全く考えたことがなかったんですが、転機が訪れたんです。
当時結婚していた前々夫が、東京から仙台へ転勤が決まったんですね。

働く暇つぶしと働くヨロコビ

「転勤ですよ」となって友達もいない、やることもないので「ちょっと仕事してみようかな」、ということで派遣会社に登録に行きました。
その派遣会社で結局社員になり、そこで、初めて私にチャンスというかある試練が来ました。
それが何かと言うと、誰が行っても続かない派遣先があったんですが、誰が行っても一週間続かない。そこで派遣会社の方が、私に「またこの子もだめじゃない?」と横で言ったのを聞いてしまった時に、「冗談じゃないわよ、私そんな女じゃないわ」と急に何かが燃えてしまったんです。
そこの会社で、東京に戻るまでに4年間営業事務の仕事で務めたんですが、それが本当に楽しくて、初めて仕事って楽しい、私って仕事できるんじゃない!?と自信をを持ち帰ってきた出来事でした。
そして、その自信を元に離婚をしました。独り立ちできるのであなたは要りません、となって離婚しました(笑)。
別に離婚しなくても良いんですけど、なぜか離婚したんですね。

寺田:なるほど!生活のために結婚したので、生活できるので結婚はしていてもしていなくても良いってなったんですね。

GYL石橋さん:そうですね。

寺田:めちゃくちゃおもしろいし、やはりめちゃくちゃ中身が男性っぽいですね。(笑)

GYL石橋さん:そのくらいから、ちゃんと仕事をしよう!ということで、コーディネーター兼キャリアカウンセラーの資格を取り、そのころからやっと仕事って何なんだろうと考えるようになりました。
だから、遅いですよね。30代半ばぐらいから、やっと仕事と前向きに真剣に取り組む様になったので。

寺田:私は、専業主婦は絶対にできないという逆の自信があるので、なんでもお出来になって素晴らしいなと思いました。専業主婦も仕事も両方できるところがすごいなと。

GYL石橋さん:だから、専業主婦は飽きたんですよね(笑)。

寺田:あ!飽きたんですね。

GYL石橋さん:それでこうなったんだと思います。半年で飽きました。

寺田:やったことないけど私も無理だと思っています。

GYL石橋さん:楽しかったですけどね。
「いってらっしゃい!」って言ったら、また寝られますからね。(笑)
ソファに横になって、ポテトチップス食べてる様な主婦でした。
仕事する喜びをわかってしまってからは、ずっと仕事仕事、という形で今度はプライベートは下がってきた気がしますが、仕事は上り調子です。

寺田:...なるほど。
プライベートが下がってきている、というのは時間がないとかそういうことですか?

反比例する仕事とプライベート

GYL石橋さん:いえ、そのあと再婚をしているんですけど、そこでも試練がありましてそこで夫婦生活を辞めたんですけど、そこでまた仕事が盛り上がってきたんですよ。
だから、たぶんまっすぐなんですよね。誰かと結婚すると私は仕事よりもそっちに注力してしまうところがありますね。

寺田:何歳で再婚されたんですか?

GYL石橋さん:40歳になる時ですね。
その後、独身になったのが50歳ぐらいのときですね。

寺田:10年ぐらい結婚されていたんですね。

GYL石橋さん:結婚はしていましたけど、ほぼ一緒にいなかった期間が5年あるので、ちゃんと結婚していたのは5年間でしたね。
波乱万丈すぎるFPですね(笑)。

寺田:女性は、誰と結婚するかで全然変わっちゃいますよね。
旦那さんが、サラリーマン、公務員、フリーランス、経営者かで全然変わってしまうので、自分の事は自分でやった方が良いですよ、と伝えていました。まさにそんなご経験をなさっていますね。

GYL石橋さん:本当そうなんてそうなんですよ。
私が結婚するのは、それなりの方なんですが、その方の上を目指したくなっちゃうんですよね。
失礼ながら「どうしてあなたはそんなに仕事ができないの?」と詰めてしまったり、そういうのが結婚に向いていないのかな、と。
だから今は奥さんが欲しいです♡

寺田:あ、なるほど。専業主婦じゃなくて”専業主夫”ですね。
三食健康に良い食事を作ってくれて、部屋もきれいにしてくれる様な。

GYL石橋さん:そういう方と次は結婚したいです!

寺田:それはまた別の機会に募集しましょう(笑)。

GYL石橋さん:是非お願いします(笑)。

ユニークな結婚観を持った石橋さん。
働くという事に目覚め、まさに自分の人生を歩み始めたというところまでのお話を伺いました。
次回は、派遣会社で働いていた石橋さんが、保険業界に踏み出すところから聞いていきたいと思います。
次回もお楽しみ!

石橋真由美

広告代理店、人材派遣会社、高島屋百貨店グループ会社を経て、2016年より独立系FP会社であるGift Your Lifeに勤務。マネーセミナー講師として企業の従業員向けや女性向けセミナーを数多く行い、丁寧で明るい語り口と内容の分かり易さから定評を得ている。

※本記事は2021年4月現在のものです。